絵付け方法
主な絵付けの方法を紹介しています。
転写印刷
転写シートを本焼成後の磁器に貼り付け、再度800度の低温で焼き付けます。
比較的、色の種類が豊富で細かな模様に融通がききます。
このため、キャラクターのイラストなど細かなデザインに向いています。
スクリーン印刷
外面専用の印刷方法です。
丸い鉢や湯吞・茶碗など、高さがあるうつわ外面に絵付けしたいときに使われます。
インクを付けた所にうつわを転がして絵を付けます。
パッド印刷も外面に絵付け(裏打ち)できますが、絵がズレてしまう恐れがあるためスクリーン印刷のほうがきれいに仕上がます。
高さがあり表面が平らなうつわはこの方法が使えます。印刷範囲は上下が狭くなります。
パッド印刷
素焼き後の素地にシリコンの判子(パッド)で下絵を付けた後、釉薬をかけて本焼成します。転写ほどではないですが、色の種類も豊富です。
日本古来からある、味のある器に仕上がります。
下絵付のため、模様が剥がれる心配はありません。